変な夢
投稿者鞠亞さん
2004年01月02日 21:21:00
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突入せよ!!
ある日、私が見た夢です。 舞台は南国の島(フィリピン辺り)で、夢の中の私はアメリカ軍の女副隊長として登場しました。 私は日々、迷彩の軍服を着用し、銃を片手に匍匐前進などの厳しい演習を仲間のアメリカ人と支え合いながら耐えていました。 …そんなある日、私は戦場へと駆り出されます。戦地は密林のジャングルで、当時の天候は雨が何日も降り続くという、最悪のものでした。 それでも私達は荒れ狂う自然の驚異に立ち向かい、敵軍の統治場所まで、銃を片手にジャングルを突き進みました。 しかし、長い間降り続いた雨で地盤はゆるみ、その所為で私達は隊長と、はぐれてしまいましたが、任務遂行の為に私達はジャングルを隊長の名(忘れました…。)を叫びながら、前に前にと進んでいきました。 と、突然。私達の前に小さくて白い、赤い屋根の廃屋が姿を現しました。 敵軍の近くにあったものだったので、もしや敵軍のアジトでは? そう思った私は、隊の全員にゆっくり近づき、私の合図で中に入るように命令しました。私達は、廃屋にゆっくり近づき…。 「突入!!!」 私が叫ぶと、隊の数名が私の後を追いながら廃屋に突入しました。 廃屋の扉をこじ開けると、中には誰もいませんでした。扉を開けてすぐの所には台所のようになっており、流しの近くにカップラーメンの食べ残しが散乱していました。 誰もいないのか…と思ったその時、何処からか水が流れる音が聞こえてきました。私達はゆっくり音のする方へ歩み寄りました。 私達が辿り着いた場所は、シャワー室でした。その中からは、男の鼻歌が聞こえ、カーテン越しに男のシルエットが見えました。 敵かもしれないと思った私達は銃を構えながら、カーテンを思いっきり開け「動くな!」と叫びました。 男は驚いて、必死に命乞いをしていました。 が、実はその男はなんと、はぐれた隊長だったのです! 腰にタオルを巻いただけの、中年太り姿の隊長を見た私は一言。 「…失礼しました。」 と、赤面しながらカーテンを閉め、廃屋から出て行きました。(勿論、隊長は置いてけぼり。) そこで、私の夢は終わりです。 …え?目覚めはどうだったって?勿論、あまり良くありませんでした…。
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