こわい夢
投稿者音羽さん
2006年02月20日 16:17:37
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死神
ディズニーランドのような、アトラクションいっぱいの外国風の遊園地に私はいた。
どこもファンタジックな造形物ばかりなのに、私の近くにあった建物は、確かにファンタジー映画等に出てきそうなものだったが、どこか古びていておどろおどろしい雰囲気が漂っていた。
でも、その建物が気になって、私は建物のドアを開けた。
たくさんの人が並んでいた。
「これは何のアトラクションですか？」
「わからない。だけど、なんか気になってね。」
数人に聞いてみたが、皆答えは同じ。
ただ、この建物に引き付けられたようだった。
下に降りる螺旋階段が続いていた。
行列はどんどん進んでいくが、まだ何も見えない。
最後尾は私。
私の後には誰も入ってこなかった。
暫く下り続けていたが、やっと階段が終わった。
棺桶が置いてあった。
一同は棺桶の周りに集まって、何だ何だとそれを見ていた。
私も見たかったけど、最後尾の上に、背も低い。
仕方ないから大人しく待っていた。
ガコン
小さな音と共に、棺桶の蓋が開いた。
そして勢いよく、何かが出てきた。
「何か」は黒いマントを揺らめかせ、宙に浮かんだ。
仮面を被っていて顔は見えなかった。
死神だ。
そんなもの、見たこともないし、想像に抱いてる「死神」というものとは全然違っている。
しかし、直感的に、それが死神だと私は悟った。
恐怖というものが一気に体を支配する。
死神は最前列にいた人たちに触れた。
触れられた人たちは、狂ったように叫びながら死んでいった。
人ごみのせいと恐怖のせいで、誰もが動けず死んでいく。
私は走った。
螺旋階段を駆け抜けた。
幸い死神は気づいていない。
下の方では多くの叫び声が聴こえる。
他人のことなど構っていられるか。
足が凍りつくほど恐かった。
息切れと恐怖で、ただただ苦しかった。
ドアが見えた。
迷うことなく開ける‥はずだった。
‥‥なぜか私は後ろを振り向いてしまった。
来た。
殺される。
そう、思った瞬間、扉は開いた。
気づいたら私は自分の部屋の、ベッドの上にいた。
夢だ‥。
ほっとして、ベッドから降り、朝食を食べようと思った。
先ほどの夢をうっすら思い出して、何の気なしにベランダの方を見た。
なぜかベランダに続く大きな窓が開いていた。
それを閉めようと、窓に近づいた、そのとき。
黒い、マントが見えた。
空を見上げた。
窓の外、青い空の下に、死神がいた。
私はまた逃げようとしたが足が動かない。
死神が勢いよく天から降りてくる。
もう逃げられない。
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と、いうところで目が覚めました；；
本当に恐くて恐くてたまらなかった‥。
恐い夢を見るとき、大抵自分の部屋とか‥ベッド付近なんですよ。
だから本当に目覚めたときもまだ恐くてたまらない‥。。
死神はなんか、名探偵コナンに出てくるナイトバロンみたいなカンジでした。
得体の知れないものに追っかけられる夢って恐くないですか？
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