| こわい夢 投稿者岱さん
 2003年04月01日 09:44:00
 
 | 忘れた靴   
 4年も前の夢です。
 
 そこは中学校だった。私は学校指定の靴をどこかに置き忘れたので、代わりに別の靴を履いて登校していた。
 校舎の中は静まり返っていて、全く人の気配はなかったが、新校舎の階段の前まで来たとき、不意に後ろから誰かに声を掛けられたので振り向いてみると、そこにいたのは当時私の入っていた部活の部長Mだった。
 Mは私を踊り場の窓から外を見るようにと促した。私は言われたとおりに外を見てみた。すると、プールサイドやら更衣室の屋根やらに集まった全校生徒が、一斉に私を罵りはじめた。その中の1人が何人かに肩車されて、私の目線と同じ高さまで来た。その生徒の手には忘れた指定靴があった。そして靴を高く掲げ、
 「こんな物を忘れるなんてクズだ!」
 と、大笑いしながら言った。下の全校生徒も同じことを叫びだした。
 私はすっかり失望して、玄関の前で落ち込んでいた。そこへ友人が現れ、気にしないほうがいいと慰めてくれた。
 
 
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